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モーションブラー (motion blur) は、動いている対象をカメラで撮影した時に生じるブレ(英語でblur)のことである。
移動する被写体にカメラの動きを追随させて撮影する手法に関しては、『流し撮り』の項目を参照されたい。

ファイル:Freak Out, Oblivion, night.jpg

モーションブラーを利用した動きの表現

写真におけるモーションブラー[]

写真の世界では長年、このモーションブラーを抑えていかにクリアな画像(=静止したかのような画像)を得るかが、技術上の大きな課題だった。それには露光時間(シャッタースピード)を極力短くする必要があり、シャッター機構の改良とフィルムの高感度化、ストロボ装置の開発が進められる事になった。
その一方で、動きを表現するために、クリアな静止画像に対して人為的にモーションブラーの画像効果を加える事もある。また写真の作例のように、意図的に長時間露光を行なうことで、あえてモーションブラー効果(この場合はネオン管の照明を強調している)を発生させる撮影方法も確立している。

映画撮影におけるモーションブラー[]

一方で、1コマごとに撮影した静止画を繋げて動きを表現するストップモーションアニメーションにおいては、撮影されたフィルム(ビデオ)を普通に再生すると、一般的な動画と比較した場合にどこか『ぎこちなさ』を感じる。これは、実際に動いている物体を撮影した場合は、必ず何らかの「ブレ」が生じているからであり、見ている人間がそのような動画との差異を違和感として感じるために起きる現象である。したがって、撮影した画像に対してこのモーションブラーをなんらかの方法で加え、再生した場合に自然な動きのように見せる方法が模索されていた。その産物の一つが“ゴー・モーション”である。
映画『ジュラシックパーク』では、当初フィル・ティペットによるストップモーションアニメに、CGのモーフィング技術を応用してモーションブラーを追加する方法で動く恐竜の映像を製作する予定であったが、CG技術の進歩によって劇中に登場する恐竜はフルCGのものに取って代わられる事となった。
もちろんCGアニメーションにおいてもモーションブラーの再現は重要であり、多くのCGアニメーション制作ソフトウェアには効率よくブラーを生成する機能が搭載されている。

関連項目[]

テンプレート:Tech-stub de:Bewegungsunschärfe es:Motion Blur fr:Flou cinétique it:Mosso (fotografia) nl:Bewegingsonscherpte tr:Motion blur

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